nkmtの日記

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le wagon(データサイエンスコース)に通った

体験

2022年12月12日

lewagonとは

lewagonは、フランス発祥のプログラミングブートキャンプです。
この学校はRubyでWEBデベロップメントを教えるコースとPythonでデータサイエンスを教える2つの講座があり、
今回、私が通ったのはPythonでデータサイエンスを学ぶ講座です。
この学校を知ったのは、教育訓練給付の講座の指定を受けていて、
日本で英語でデータサイエンスを学べる講座が国から補助が出て受講できることを知ったのがきっかけでした。
ただ講座について調べるも、全て英語で行うこともあり日本語の情報が少ない上に体験記自体が少ない。
という訳で私がここで誰かの参考になるように人柱としての体験記を書くことにします。
ちなみに卒業したのは、昨年で今回は新しい仕事をはじめるタイミングだしでの投稿です。

環境について

まずは、学校の場所やシステムなどの環境面について書こうと思います。

学校の場所について

学校自体は目黒駅から歩いて15分くらいの場所にあり、古い印刷工場を改修したコワーキングスペースの中にありました。
建物は1階部分は普通のカフェになっていて、日替わりで別々のお店が入れ替わりで入ってきてました。

ルワゴンのランチ

写真のような料理がランチで大体1000円くらいで、lewagonの生徒は900円くらいで食べられます。
とは言っても私の場合は、結局は弁当持参か外で食べることが多かったです。


そういえば、初日は写真のマグカップが渡されて、なぜかコーヒーとクロワッサンをくれました。

学生について

講座を受けに来ている人の水準は、想像以上に高くてビックリしました。

日本の大学というレベルを超えて、イギリスやアメリカのトップ校の卒業生が受けに来てました。

教えに来てる講師自体もすごくて、ケンブリッジやらオクスフォードや物理学者の先生。。。
しかも、英語の発音がものすごく上流ブリティッシュネイティブの先生もいて。。。
最初の頃は場違いすぎて、すごい講座に通ってしまったに来てしまったと最初の頃は感じました。

ただこれは、データサイエンスの講座だったから異様に高学歴な理系が集まってしまった可能性はあるのかなと思います。
webコースの方は、もっと普通の人が来ている感じがしていたので学生の質も違うのかなと思います。

英語について

講座自体は、もちろん全てが英語で行われます。私自身の英語力はそれほど高くないのもありますが、
正直、最初の頃はあまり聞き取れなかったです。
元々、私は短期でコロナのパンデミックが始まる前に1ヶ月弱マニラに留学してlewagonに通う1年位前は、
オンラインの英会話の講座を毎日受けていたのでなんとかなるでしょと思っていたのですがこれが。。。。。

後々、気づいたのですがフィリピン人の先生の英語は教科書的な非常に聞き取りやすい英語であるためそれに慣れすぎて、
早かったりアクセントが独特だと聞き取れない日々が続きました。

それでも最後の方は、だいぶ聞き取れるようになり飲み会でもある程度は話せるくらいになったのはよかったかなと思います。

ただこれもWEBとDSのコースの違いもあるかと感じます。WEBの方は講師の人が東京校のプロパーの先生でずっと教えてもらえて、DSの方はそれこそ海外から短期で教えに来ている先生もいました。ある程度、英語に自信がある人はDSに言ってちょっと英語と数学に自信がない時はWEBに行くのも選択肢のひとつかもしれません。

カリキュラムについて

データサイエンスの講座内容

データサイエンスについて、統計から機械学習まで満遍なくしかも高度な内容まで一気に進みます。

データサイエンスの数学というと、行列や線形代数という理系の大学生が習う内容を英語で講義されるので、
最初の方は私は日本語で聞いてもわからんものは英語で解説されてもわからんという状況でした。
この数学的な部分は、もっと深く日本語で予習しておいてもよかったかなと感じました。

ただコース自体のカリキュラムは良くて、sikit-learnの使い方でもパイプラインの使い方も教えてもらえる上に、
後半ではMLOPSの運用でmlflowやprophetからGCPまで含まれていました。
他にも使ったことがなかったvscodeの使い方、からセットアップまで含まれておりここまで教えてくれる講座は日本語の講座にはないと思います。

キャリア講座について

最後のプロジェクトが終わると、おまけで1週間キャリア講座が始まります。
講師もエクストラのブートキャンプみたいなものだと言っていたので正直あまり期待してなかったのですが思いの外、実践的でよかったです。

具体的にはキャリア講座では、海外での就活方法的なお話でlinkedinの登録からレジュメの書き方とポートフォリオの整理まで習いました。

日本だと転職というと転職エージェントが転職サイトに登録して行うのが一般的だと思います。
これが海外だと、linkedinというサイトに登録してなるべく繋がりを作っていき、
mediumに記事を更新してポートフォリオも充実させて転職していくらしく日本と全然違うなと感じさせられました。

終わりに

そんなこんなで、約2ヶ月の間ブートキャンプを行き終わった感想としてはなかなかキツかったけど終わってみたら、
英語力も上がりpython力も上がり株価予測などで使える時系列分析も機械学習手法から深層学習まで行えるようになったのはよかったかなと思います。

後は、最終日にlewagon東京の講師が言っていた通り日々ブートキャンプが
終わってもコードを書き続ける事それに英語も学び続けていかないとなと感じました。