nkmtの日記

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kali linuxを起動できるlive usb作成方法

インフラ

2017年11月27日

概要

毎回kali linuxのlive usbを作るもののusbが利用する必要になるとフォーマットしてデータを消してしまっていました。大体、日常的に使うようなディストリビューションじゃないですからね、、、。でも毎回調べ直していたのでは面倒なので一旦、自分の中でもまとめてみようと思いました。
ちなみに私の環境はmacですのでunix系だと共通してできるかなと思います。

kali linuxのイメージファイルをダウンロード

まずkali linuxのisoファイルをダウンロードします。
kali linuxをダウンロード
3ギガ近くあるので一般の家庭回線とかだと2時間くらいかかるかもしれません。
満喫とかでサクッと落とすと10分くらいで落ちてくると思います。

USBにイメージを入れ込む

インストールする予定のUSBをmacにさした状態で下記のコマンドを実行しどこにマウントされているか確認します。
diskutil list
通常だとdisk2とかそこらへんかと思います。
実はここが一番大事な気がします。
ここの確認を間違えると後で悲劇が生まれる気がします。
次にアンマウントします。
diskutil unmountDisk /dev/disk2
そのあとに先ほどダウンロードしたisoファイルのディレクトリまで降りていきインストールを行います。
sudo dd if=kali-linux-2017.2-amd64.iso of=/dev/disk2 bs=1m
ここは結構時間がかかるのでもう諦めて放っておくといいと思います。
下手したら30分くらいかかりますから。

さて出来上がったらこれをPCにさして起動すれば出来上がりですがこれだとkali linuxを起動するたびに設定やデータが消えてしまうので書き込み領域を作ます。

書き込み領域を作成する

先ほど作成したlive usbでkalilinuxを起動して書き込み領域を作成します。
ターミナルからGpartedを起動します。
公式にもこのやり方は書いてありますね。本家サイト
公式にあるようにコマンドラインでもいいですしGUIでやってもいいと思います。
Gparted
余計なパーティションがあれば削除します。
fdiskで確認して見ます。
fdisk -l
mkdir -p /mnt/usb/
mount /dev/sdb2 /mnt/usb
echo "/ union" > /mnt/usb/persistence.conf
umount /dev/sdb2 /mnt/usb
reboot

これで出来上がりです。
最後にデスクトップなどにファイルを作成して再起動して見ましょう。
そうするとファイルが残ったママになっていると思います。

最後に

これでkali linuxを入れたliveusbの完成です。
いやはやそんなに頻繁にやる作業じゃないので久々にすると時間がかかりますね。