2019年1月24日
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firewallとはサーバーなどのホストからのアクセスを制限するためのセキュリティ機能です。
windowsの場合だとfirewall設定などありますからある程度、なじみがあるものだと思います。
パケットフィルタリングという文脈ではCiscoのルータでいう所のアクセスリストの概念に近いです。
今回はこのfirewallをCentOS上で作成します。
まずパケットフィルタリングを行うインターフェースの確認を行います。
ifconfig
もしくはCentOS7からは下記のコマンドにて確認をします。
nmcli connection show
enp0s3などインターフェース名が表示されるかと思います。
firewallにはゾーンという概念があります。
たとえばdropというゾーンでは他のホストからの全ての通信を排除し応答しません。
逆にtrustedでは全ての通信が許可されます。
一般的にはsshやICMPなどサーバーとしての基本的な通信を許可するpublicが使われると思います。
下記によりfirewallで現在設定されているゾーンの確認を行います。
firewall-cmd --get-zone-of-interface=インターフェース名
サーバーに設定されているゾーンを確認します。
firewall-cmd --list-all
firewall-cmd --permanent --list-all
firewall-cmd --permanent --list-all --znone-home
接続設定を追加するにはサービス名を指定して行う方法とポート名を指定して行う方法があります。
firewall-cmd --permanent --add-service=dhcp
dhcpのサービスをしています。
firewall-cmd --permanent --add-port=80/tcp
上記では80番ポートを指定しています。
firewall-cmd --permanent --remove-service=dhcp
firewall-cmd --permanent --remove-port=80/tcp
上記の設定を行っただけでは設定がまだ反映されていません。
再読み込みを行い設定を反映させます。
firewall-cmd --reload
これで変更が適用されます。